
◎タガノディアマンテ
〇ディープボンド
▲アイアンバローズ
△ディバインフォース
△ユーキャンスマイル
△ヒートオンビート
☆シルヴァーソニック
◎タガノディアマンテ
本命はタガノディアマンテに。
まず今回の天皇賞春は例年に比べるとかなりメンバーレベルが低いと思っていて、どの馬にもチャンスがあるレース。
その中でもタガノディアマンテはこのレースに強いステイゴールドを父にもつオルフェーヴル産駒で過去に雨の中行われたステイヤーズSで2着の実績があり、調教師のコメントで「距離は望むところ、G1を勝つならここしかない」とあるように長距離はこの馬のスタミナを生かす絶好の舞台で、タフな馬場も全く苦にしない。
長くジワジワと伸びるタイプで、後方を引き付けて直線を向くというよりは後方と距離を離して直線を向けるのが理想で、絶対逃げたいわけではないがペース次第ではハナを奪いにいってもいい。
6歳馬だが長期休養もあり16戦しかしておらず馬はまだまだ元気で、昨年の天皇賞春を制したワールドプレミアと菊花賞で0.6秒差なら、今回のメンバーなら十分G1制覇の可能性はある。
〇ディープボンド
対抗はディープボンド。
昨年の天皇賞春2着馬で、前走阪神大賞典は苦手なスローの上がり勝負を叩き仕上げの中勝ち切ったあたりはさすがでこの路線ではこの馬に逆らうのはなかなか難しい。
長距離適性,道悪適正,どちらも高いレベルで、この馬が馬券外に沈むことは考えずらいが、この枠だとポジション取りが難しく終始外々を回らされることになると、いくらこの馬でも厳しいと思うので対抗に。
大きな不利,ロスがなければG1制覇に近いのはこの馬。
▲アイアンバローズ
3番手はアイアンバローズ。
ステイヤーズSではペースが遅いとみるとハナを奪い、最後はディバインフォースに交わされてしまったが3着以下には0.2秒差をつけた。
阪神大賞典では2,3番手追走から直線ではディープボンドに交わされてからも最後まで抵抗して離されなかった勝負根性は素晴らしかった。
長距離適性が高そうで1枠1番という絶好枠に入ったので、スタートをしっかり決めることができればいいポジションを楽に取れるので、前走のような競馬ができれば勝ち負けのチャンスがある。
△ディバインフォース
ステイヤーズSでは前に有利な展開の中、差し切った末脚は素晴らしかった。
前走日経賞は大敗してしまったが、中距離重賞では力が足りない上にスローペースと前残り馬場だったことを考えると度外視でOK。
これぐらいのメンバーレベルで長距離レースならこの馬にも十分チャンスがあり、ステイヤーズSのように4コーナー手前から捲って上がっていくレースができるこの馬なら阪神3200mも対応できるはず。
タフな馬場も全く問題なく、理想は少し早めのペースぐらい。
△ユーキャンスマイル
これまでずっと天皇賞春で期待されていきユーキャンスマイルだが、7歳になり得意としていた阪神大賞典も5着と衰えを囁かれているがスローの上がり勝負の一番苦手としてる展開だったことを考えるとそこまで悲観する内容でもない。
長距離重賞を2勝しているように長距離適性は高く、今回のメンバーの中での長距離実績はトップクラス。
タフな馬場のほうがこの馬の良さが発揮されるのでタフな馬場になりそうな今回は、これまで良馬場で行われてきた天皇賞春とは違ったユーキャンスマイルの走りが見られる可能性がある。
これだけの長距離実績で内の偶数枠という絶好枠に入ったこの馬が、この人気で買えるのであれば押さえておいて損はない。
△ヒートオンビート
母マルセリーナは桜花賞を制したように短距離寄りの適性だったが、この馬は2000m以上で実績を残しており、中でも2400m以上では3回走って0.2.1.0と3着を外していない。
3回のうち2回は重賞で、今回初めての3000m以上のレースになるがこれまでのなかなか勝ち切れないレースから一変する可能性はある。
この馬の懸念材料としては馬場でタフな馬場は苦手としているので、できるだけ良い馬場でやりたいところ。
☆シルヴァーソニック
注目馬はシルヴァーソニック。
3000m以上のレースで3戦連続3着と長距離実績は出走メンバーでも上位。
勝ち切るのは難しいかもしれないが、折り合いの心配がなく中団ぐらいでも競馬ができるので展開にも対応しやすく、相手なりに走ってくる馬なのでここでも2,3着に入ってくる可能性は高い。
このレースに強いステイゴールドを父にもつオルフェーヴル産駒で3戦連続長距離レースで3着に入っているにも関わらずこの人気は軽視されすぎ。
阪神3200mは最初のコーナーまでの距離が長いので、この枠もそこまで気にする必要はなく、この人気で買えるのはおいしすぎる。
終わりに
2番人気タイトルホルダーは菊花賞は勝ったものの長距離適性はそれほど高くないと思っていて、今回は菊花賞のように楽なペースで単騎逃げとはならないと思うので、消しとしました。
テーオーロイヤル、マイネルファンロンの2頭は当日のパドックを見て△に加える可能性ありです。
次回はNHKマイルの最終予想です(^^)
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